「どうぞ皆様の人生にこの歌達を連れて行って下さい。」
──この度、そんなヨエコさんの両A面ニューシングルCD『Country Color/Doremi Song』が完成しました。まず「今年の桜は灰色だ 私の桜は灰色だ」とネガティヴな状況を受け止めたうえで、最後は「来年は色づくようにみんなと並木道をつくろう」と明るく歌い飛ばすナンバー「Country Color」に倉橋ヨエコ×ヨエコのミックス感を勝手ながらに感じて心が躍りました。実際には、どんな想いを込めて制作された楽曲なのでしょう?
ヨエコ:「Country Color」は、友人である中国のドキュメンタリー監督竹内亮さんから新番組のテーマソングとして依頼を受けてつくりました。フリーダムに作っちゃって!とお墨付きをもらったので、自由に書かせていただきました。最後は前を向いて夢を見る、NEWヨエコの片鱗が見えてますね。この曲の依頼をされた時は、私はまだリハビリ施設に通っている時でした。なので、当時の自分と重ね合わせているところがあると思います。今年、お花見しましたが、灰色でなくちゃんとピンクで綺麗!だと、ようやく思えるようになりました。
──ちなみに、今年の秋には、倉橋ヨエコ時代の楽曲セルフカバーも含むアルバムリリースを予定していると伺っています。ニューヨエコとしての活動をスタートさせてから倉橋ヨエコ時代の楽曲とは、どんな想いで対峙しているのでしょう?
ヨエコ:昔は皆そういう時代だったと思うのですが、厳しいディレクションの下必死過ぎて、ライブでもレコーディングでもその一瞬一瞬をこなすのに精一杯でした。しかし復活後は、喉の不調が長引くなど紆余曲折あり、少しずつ俯瞰で自分の曲を見られるようになりました。また、アレンジャーの菅原さんのアレンジが凄く素敵で、新曲のような心境で新鮮に歌うこともできてます。
──話をニューシングルに戻します。もうひとつの新曲「Doremi Song」は、冒頭のハイトーンからジャジィな展開にスキャットやフェイクの連発など。何もかもヨエコ節全開でこれまた心躍るナンバーとなっています。ご自身では、どんな楽曲に仕上がったなと感じていますか?
ヨエコ:「Doremi Song」はひたすら楽しい曲です!これも菅原さんのスリリングなストリングスアレンジがスパイスのように効いてます。先日、YouTubeの配信で、「Doremi Song」は最後、ライブ会場でみんなと一緒に歌いたいと思い、一緒に練習しました(笑)。皆さん本番で歌ってくれることを期待してます!そんな曲に仕上がりました。
──そんな両A面ニューシングルCD『Country Color/Doremi Song』。ファンやリスナーの皆さんにどんな風に楽しんでほしい、或いはどんな風に作用してほしいなと思いますか?
ヨエコ:2曲とも、他の曲に比べてそれほど音域は高くないので、日常生活で何げなく一緒に歌って欲しいなと思います。「Country Color」は温かく、「Doremi Song」はノリノリで、皆さんの脳に存在していたいです。
──この2曲の生披露もあるであろう【ヨエリストミーティング 2025 in Tokyo】が6月15日に渋谷・伝承ホールにて開催されます。こちらはどんなイベントになりそうですか?
ヨエコ:2回目のファンミーティングということで、1回目よりより身近にファンの方と接することができると良いなと考えております。先ほど少しお話しした、私の持病の統合失調症を知ってもらうトークもいたしますし、楽しい第二回ヨエリスト検定も行う予定です。もちろんライブも行いますし、緩急あるイベントになると思います。
──楽しみにしています。ちなみに、これから先の音楽人生で実現したい夢や目標がありましたら教えてください。
ヨエコ:体調上、休み休みしながらの活動になるので、時間はかかってしまうかと思いますが、そこそこ長く生きているので(笑)メッセージを込めた曲を沢山作り、そして、ライブやファンミーティングでファンの方と音楽やトークを通してコミュニケーションしたいです。
そして、先程と内容が被りますが、引き続き、ライブと共に統合失調症について深く知って頂く活動もしていきたいと思います。それが人生後半の夢や目標、つまり私の存在理由だと勝手に感じております。とにかく、悔いのないように歌っていきたいです。
──では、最後に、これからのヨエコさんの音楽活動に注目してほしい皆さんへメッセージをお願いします!
ヨエコ:私はとても不器用な人間で、実体験に基づいた曲しか歌えません。共感して頂けたり、面白い曲だなぁと思って頂いたり、私の歌で誰かの機嫌を少しでも良くできるように、もしくは辛い時は寄り添えたり、これからも自分の歌がファンの皆様の為のテーマ曲になるように歌っていきたいと思います。どうぞ皆様の人生にこの歌達を連れて行って下さい。よろしくお願い致します。



